NFCタグの活用方法と設定ガイド

NFCタグの活用方法と設定ガイド

NFCタグは、対応するスマートフォンをかざして、Webサイトを開いたり、あらかじめ設定した操作を呼び出したりできるアイテムです。

使い方は、大きく分けて次の2つがあります。

  • 情報を共有する: タグにURLなどを書き込み、読み取った人を目的のページへ案内する。
  • 自分の操作を自動化する: スマートフォン側で、タグの読み取りをきっかけに実行する操作を設定する。

目的に合わせて、設定方法を選びましょう。

1.お店や仕事での活用方法

ホームページ・SNSへの案内

店舗のホームページやInstagramなどのURLを登録すれば、検索や文字入力の手間を減らせます。

レジ付近のスタンドや商品パッケージのシールなど、利用者がかざしやすい場所に設置しましょう。

メニュー・カタログの表示

オンラインメニューや、Web上に公開したカタログ・説明書へのURLを登録できます。

リンク先のURLを変えずに内容を更新すれば、タグを書き換えずに新しい情報を案内できます。

※写真やPDFそのものをタグに保存するのではなく、掲載先のURLを登録します。

Googleの口コミ投稿ページへの案内

店舗の口コミ投稿用リンクを登録すると、お客様が投稿ページにアクセスしやすくなります。

口コミの投稿には、お客様自身の操作が必要です。タグが自動で投稿したり、評価を付けたりすることはありません。

デジタル名刺・プロフィールの共有

プロフィールページや会社案内へのURLを登録し、商談やイベントで共有できます。

連絡先の保存は、リンク先の機能や相手の端末に応じて操作が必要です。かざすだけで自動保存されるとは限りません。

イベントの案内

会場マップ、開催スケジュール、申込フォームなどへのURLを登録できます。

QRコードも併記すると、NFCを利用できない方にも案内しやすくなります。

2.URLを書き込む設定方法

お客様や取引先など、複数の人に情報を共有したい場合は、URLの登録から始めると分かりやすいでしょう。

用意するもの

  • NFCの書き込みに対応したスマートフォン
  • 書き換え可能なNFCタグ
  • 「NFC Tools」などの書き込みアプリ
  • 登録したいURL

※URL設定済みの商品は、最初の書き込み作業が不要です。

手順1:URLを確認する

登録したいページをブラウザで開き、正しく表示されることを確認します。

お客様向けの場合は、管理者専用ページやログインしないと見られない資料になっていないかも確認してください。

手順2:NFC ToolsでURLを登録する

  1. 「NFC Tools」を開きます。
  2. 「書き込み」を選択します。
  3. 「レコードを追加」を選択します。
  4. 「URL / URI」を選びます。
  5. 案内したいURLを入力し、確定します。
  6. 「書き込み」を押し、スマートフォンの読み取り部分をタグに近づけます。
  7. 書き込み完了の表示を確認します。

※画面の名称は、OS・アプリのバージョン・表示言語によって異なる場合があります。

手順3:読み取りを確認する

書き込みアプリを閉じ、タグを読み取ります。通知などを操作して、目的のページが開くことを確認してください。

店舗で使用する場合は、可能であればiPhoneとAndroidの両方で確認しましょう。

※Webサイトの表示には、スマートフォンのインターネット接続が必要です。

3.自宅や日常生活での活用方法

自分のスマートフォンに設定すれば、NFCタグをいつもの操作を始めるきっかけとして使えます。

例えば、次のような使い方があります。

  • デスクのタグを読み取り、作業用のタイマーを開始する。
  • ベッドサイドのタグを読み取り、対応する照明を消す。
  • 玄関のタグを読み取り、よく使うアプリを開く。

これらの動作は、タグを購入しただけでは実行されません。 使用するスマートフォンやアプリでの設定が必要です。家電を操作する場合は、対応するスマート家電や連携機器も必要になります。

4.iPhoneで操作を自動化する方法

対応するiPhoneでは、「ショートカット」アプリのNFCオートメーションを利用できます。

基本的な設定の流れ

  1. 「ショートカット」アプリを開きます。
  2. 「オートメーション」から新しい設定を作成します。
  3. 作動条件として「NFC」を選択します。
  4. 画面の案内に従ってタグをスキャンし、名前を付けます。
  5. タイマーの開始など、実行したい操作を追加します。
  6. 実行時の確認に関する設定を確認し、保存します。
  7. タグを読み取り、動作を確認します。

※機種やiOSのバージョンにより、利用できる機能や画面表示は異なります。操作によっては確認やロック解除が必要です。

URLの書き込みとの違い

この方法では、実行する操作を自分のiPhone側に登録します。

同じタグを別の人が読み取っても、その人のスマートフォンで同じ操作が実行されるわけではありません。来店客への情報共有には、タグにURLを書き込む方法を使用してください。

5.Androidで操作を自動化する場合

Androidでは、対応する自動化アプリを利用して、NFCタグの読み取りに応じた操作を設定できます。

利用できる動作は、端末・OS・アプリ・許可設定によって異なります。使用するアプリがNFCによる自動化に対応しているか、事前に確認してください。

6.読み取れないときの確認ポイント

スマートフォンの対応と設定

端末がNFCタグの読み取りに対応しているか確認してください。

iPhoneでは、通常、タグの読み取りのためにNFCをオンにする設定は不要です。Androidでは、機種に応じて設定画面からNFCを有効にします。

かざす位置

iPhoneは端末上部をタグに近づけます。Androidの読み取り位置は機種によって異なります。

すぐに動かさず、位置を少しずつ変えながら確認してください。

ケースや設置場所

金属製のケースや付属品、貼り付け先の金属が読み取りに影響することがあります。

金属面に設置する場合は、アンチメタル仕様のタグを選び、設置後の動作も確認しましょう。

登録内容

空のタグは、かざしてもWebページが開きません。アプリでURLが正しく書き込まれているか確認してください。

7.使用前に知っておきたいこと

永久ロックは解除できません

書き換え防止のために永久ロックした領域は、元に戻せません。

URLや動作を十分に確認し、今後の変更予定を考えてから設定してください。

決済やドアの解錠には専用の仕組みが必要です

一般的なURL登録用NFCタグを、そのままクレジットカードや入館証の代わりに使うことはできません。

決済やスマートロックの操作には、それぞれに対応したシステム・機器・認証設定などが必要です。

用途に合ったNFCタグをご相談ください

NFC TAG SHOPでは、シール・カード・スタンドなどのNFC商品を取り扱っています。

商品選びやオリジナル製作については、使用目的・設置場所・必要数量を添えてお問い合わせください。