NFCタグでメニュー・PDFを表示する方法

NFCタグでメニュー・PDFを表示する方法

NFCタグにオンラインメニューやPDFのURLを登録すると、対応するスマートフォンをかざして、メニュー・カタログ・説明書などを表示できます。

飲食店のテーブルや受付、商品展示などで、紙の資料と併せてご利用いただけます。

PDFそのものをNFCタグに保存するのではなく、Web上に公開した資料へのURLを登録する仕組みです。

1.用意するもの

  • 書き込み可能なNFCタグやスタンド
  • NFCの書き込みに対応したスマートフォン
  • 「NFC Tools」アプリ(開発元:wakdev)
  • 公開するメニューやPDF
  • 資料を公開するWebサイトやファイル共有サービス

※URL設定済みの商品は、書き込み作業が不要です。ご使用前に表示内容を確認してください。

2.メニューや資料をWeb上に公開する

すでにオンラインメニューがある場合は、そのページのURLを使用できます。

PDFの場合は、自社サイトやファイル共有サービスなどにアップロードし、閲覧できるリンクを用意します。

公開方法の例

公開先 利用方法
自社ホームページ メニューページや資料のダウンロードページを用意する
Shopify ファイル機能でPDFをアップロードし、そのリンクを使用する
Google Driveなど ファイルをアップロードし、共有範囲を設定してリンクを取得する

サービスによって、ファイル容量・料金・公開方法などが異なります。

閲覧権限を確認する

店頭などで広く案内する資料は、お客様がログインせずに閲覧できる状態にします。

ファイル共有サービスを使用する場合は、管理者だけが開けるリンクや、閲覧申請が必要な設定になっていないか確認してください。

※リンクを知っている人が閲覧できる設定では、リンクを他の人に共有される可能性もあります。社外秘や個人情報を含む資料は公開しないでください。

3.公開したリンクを確認する

登録前に、取得したURLをスマートフォンで開きます。

次の内容を確認しましょう。

  • 正しいメニュー・資料が表示される
  • ログインや閲覧許可の申請が不要
  • スマートフォンで文字が読みやすい
  • ページ数やファイルサイズが大きすぎない
  • 価格・営業時間・掲載内容が最新になっている

管理者としてログインしている端末だけでは、公開設定の不備に気付かない場合があります。 ブラウザのプライベートモードや、別の端末でも確認してください。

※プライベートモードなどの名称は、ブラウザによって異なります。

4.NFC ToolsでURLを書き込む

  1. 「NFC Tools」を開きます。
  2. 「書き込み(Write)」を選択します。
  3. 「レコードを追加(Add a record)」を選択します。
  4. 「URL / URI」を選択します。
  5. 公開したメニューやPDFのURLを入力して確定します。
  6. 書き込み一覧に不要なレコードがないことを確認します。
  7. 「書き込み」を押します。
  8. スマートフォンの読み取り部分をNFCタグに近づけ、完了表示を待ちます。

iPhoneは端末上部を近づけます。Androidの読み取り位置は機種によって異なります。

※画面の名称は、アプリのバージョンや表示言語によって異なる場合があります。

詳しい操作は、NFC ToolsでNFCタグにURLを書き込む方法をご覧ください。

5.設置して動作を確認する

NFC Toolsの書き込み画面を閉じ、実際に使用する場所で確認します。

  1. スマートフォンの画面を点灯させ、必要に応じてロックを解除します。
  2. 読み取り部分をNFCタグに近づけます。
  3. 表示された通知などを操作します。
  4. 正しいメニューやPDFが表示されることを確認します。

可能であれば、iPhoneとAndroidの両方で確認してください。

PDFは、端末やブラウザによって、画面内に表示される場合と、ダウンロードや別アプリでの表示になる場合があります。

※Web上の資料を開くには、スマートフォンのインターネット接続が必要です。

設置場所の注意点

金属製のテーブルや設備に貼り付ける場合は、アンチメタル仕様のタグを選んでください。

また、NFCを利用できない方にも案内できるよう、同じ資料へのQRコードや、紙のメニューも用意すると便利です。

6.メニューやPDFを更新する方法

タグを書き換える必要があるかどうかは、登録したURLが変わるかで決まります。

更新内容 NFCタグの書き換え
同じURLのWebページ内で、価格やメニューを変更する 原則不要
同じURLを維持したままPDFを差し替える 原則不要。更新後の表示確認が必要
新しいPDFをアップロードし、URLが変わる 必要
別のサイトや共有サービスへ移行し、URLが変わる 必要

ファイルの差し替え時にURLを維持できるかは、使用するサービスによって異なります。ファイル名が同じでも、URLが同じとは限りません。

更新が多い場合のおすすめ

季節メニューや価格表など、頻繁に変更する資料は、URLを固定した「メニュー案内ページ」を用意し、そのページ内の資料リンクを更新する方法が便利です。

例えば、案内ページに以下のボタンを設置します。

  • フードメニュー
  • ドリンクメニュー
  • 季節限定メニュー
  • アレルギー情報

タグには案内ページのURLを1つ登録します。案内ページのURLが変わらなければ、リンク先の資料を変更してもタグを書き換えずに運用できます。

※この方法には、案内ページを編集できるWebサイトなどが必要です。NFCタグ自体にURLの転送・管理機能が付くわけではありません。

よくある質問

PDFをNFCタグに直接保存できますか?

一般的なNFCタグは容量が小さいため、PDFそのものを保存する用途には向いていません。Web上に公開したPDFへのURLを登録します。

読み取る人もNFC Toolsが必要ですか?

対応するスマートフォンで通常のWebリンクを読み取る場合は、NFC Toolsを起動せずに利用できます。

ただし、機種・OS・設定によって読み取り方法は異なります。

複数のPDFを案内できますか?

複数の資料へのリンクをまとめたWebページを作り、そのページのURLをタグに登録する方法がおすすめです。

タグに複数のURLを書き込んでも、スマートフォンで一覧表示・選択できるとは限りません。

リンク先で「アクセス権が必要」と表示されます

ファイルの共有範囲を確認してください。

店舗用の公開資料であれば、利用者がログインや閲覧申請をせずに開ける設定にし、別の端末などで再確認します。

URLを書き換えると、印刷済みQRコードも変わりますか?

変わりません。NFC内のURLと印刷済みQRコードは別のものです。

URLを変更する場合は、QRコードも更新する必要があるか確認してください。

書き込み後は永久ロックした方がよいですか?

第三者による書き換えを防ぐ方法として検討できますが、永久ロックした領域は変更・解除できません。

登録URLの動作と、今後の更新方法を確認してから判断してください。

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